2016年12月12日

古田史学会報

137号

1,筑紫なる「日向三代」
 の陵墓を探る
 正木裕

2,九州王朝説に
 刺さった三本の矢(後編)
 古賀達也

3,盗まれた天皇陵
 服部静尚

4,神功の出自
 今井俊圀

5,トラベルレポート
熊野三山へのチョイ巡り行
二千十五年八月八日~八月十日
 萩野秀公

6,「壹」から始める古田史学Ⅷ 倭国通史私案③
 九州王朝の九州平定
―筑後から九州一円に
 正木 裕

7,お知らせ
古田史学会論集編集中

 

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お知らせ

古田史学会論集編集中

 現在服部靜尚さん(全国世話人・会誌編集責任者)を中心に古田史学論集第二十集「古代に真実を求めて」の編集作業が快調に進められています。この第二十集のタイトルは「失われた倭国年号《大和朝廷以前》」としました。以下は当該論集に掲載予定の『初めて「倭国年号」に触れられる皆様へ』という拙文の抜粋です。タイトルに「倭国年号」という単語を使用した意味をご理解戴ければ幸甚です。勿論、各論文には「九州年号」という単語は使用されていますのでご安心下さい。

 尚、この本では「九州年号」ではなく敢えて「倭国年号」という言葉を使用しています。我々の主張は主に九州北部を首都にしていた「倭国」という国家が七〇〇年までは近畿王権に先んじて日本列島の主権者であったというものです。従って「九州年号」よりも「倭国年号」がより実態を表しているという考え方に基づくものです。従来より「九州年号」という単語に親しんで来られた読者の方々には次の一文をご紹介して本稿を終わります。

 問題は「倭国年号」だ。(中略)これが「倭国(九州王朝)の年号」である点からすれば、
(古田武彦著『壬申大乱』第五章壬申大乱の真相 十、十二)



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