古賀事務局長の洛中洛外日記
第183話 2008/08/02

『古田史学会報』87号の紹介

 ようやく『古田史学会報』87号の編集が終わりました。今号は古田先生から原稿をいただけました。松山市の八束さんは会報デビューです。
 最近、投稿が増えていますので、ページ数の制限から、短い原稿の方が早く掲載されます。冗長な論文は避けた方が懸命です。自然科学でもネーチャー誌などに掲載されたノーベル賞論文は切れ味鋭くシャープで短いものが少なくありません。例えば、ワトソン等のDNA二重螺旋の論文はたったの2ページですが、それでノーベル賞をもらっています。見習っていただければと思います。どうしても長くならざるを得ないものは、『古代に真実を求めて』に投稿して下さい。意外と採用されますよ。

 『古田史学会報』87号の内容
○「遠近法」の論理―再び冨川さんに答える― 古田武彦
○祭りの後―「古田史学」長野講座― 京都市 松本郁子
○『越智系図』における越智の信憑性―『二中歴』との関連から― 松山市 八束武夫
○「藤原宮」と大化の改新について I―移された藤原宮記事― 川西市 正木 裕
○伊倉6―天子宮は誰を祀るか― 武雄市 古川清久
○連載小説「彩神」第十二話 シャクナゲの里(6) 深津栄美
○古田史学の会 二〇〇八年六月十五日 会員総会の御報告
○古田史学の会 関西例会のご案内
○史跡めぐりハイキング 古田史学の会・関西
『なかった 真実の歴史学』第五号 ミネルヴァ書房
 直接編集 古田武彦 総力特集●大化改新批判 定価二二〇〇円+税


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