『市民の古代』 第10集 へ

ホームページへ


市民の古代 第10集 1988年 市民の古代研究会編
10周年を期して

古田武彦さんとの出会い

仙台古代史の会 外里ふさえ

 「市民の古代研究会」発足十周年おめでとうございます。
 私と古田史学の出会いは十年程前になります。何気なく図書館で貸りた本。布団の中で読むとすぐ眠くなってしまう本。漢字だらけで難解な本。だけど他の歴史学とはどこか違う。その不思議な魅力にひきよせられ、気がついた時、大阪中の島の古い建物(?)の中で先生の講演を聞いておりました。先生はその時ワイシャツが背中からはみ出るのも構わず、熱弁をふるっていらした。「ああ、写真とそっくりだわ」と感心し、生の声に感動しそれだけでわくわくしたのを覚えています。その後の懇親会、喫茶店にもお邪魔させていただきました。一人年配の方が、先生の隣にしっかりと席を構えて、テコでも動かぬ様子。大阪は勉強熱心な方々ばかりと印象深くありました。
 仙台に引越して一年後、仙台にも古田先生の講演会を開催することができてほんとうにうれしく思います。
 まだ力不足で会員数も少ないのですが、七月には福島の御神楽岳等の登山予定もあり今後少しづつでも充実していきたいと思っています。応援して下さいませ。


『市民の古代』 第10集 へ

ホームページへ


新古代学の扉 インターネット事務局 E-maiは、ここから
Created & Maintaince by“ Yukio Yokota“