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市民の古代 第10集

古田武彦とともに●1988年 市民の古代研究会編

十周年記念講演会

古田史学と日本文学(未掲載)
 中小路駿逸

古田史学の意義と日本書紀の研究
 山田宗睦

金石文と史料批判の方法
 古田武彦

金石文を問う

よみがえる古伝承

新泉社

【目 次】

●十周年記念号発刊に寄せて
005 古田氏の親鸞研究 家永三郎
006 経糸と緯糸 森 浩一
007 十周年を祝って 山本晴義
008 偉大なアマチュアの史学論集であれ 高橋 徹

十周年記念講演会 次第
014 古田史学と日本文学(未掲載) 中小路駿逸
035 古田史学の意義と日本書紀の研究 山田宗睦
047 金石文と史料批判の方法  古田武彦

  金石文を問う
074 金石文再検討について 編集部
080 好太王碑発見時期についての新たな検討 耿鉄華〔老田裕美訳〕
091 好太王碑は火で焼かれる以前に完全な拓本はなかった 耿鉄華〔老田裕美訳〕
100 好太王碑文私見 中小路駿逸
110 「房総の王」と稲荷台の銘文鉄剣 小野沢 真
125 陸奥国の成立と多賀城碑 斎藤隆一
150 宇治橋に関する考察 中村幸雄(中村幸雄論集に収録、電子書籍内)
162 日本古代碑の再検討 藤田友治

  よみがえる古伝承
186 多湖碑の「羊」と羊太夫伝承 増田 修
209 『秀真紀(ホツマツタエ)』覚え書き(承前) 原田 実
218 最後の九州王朝−鹿児島県「大宮姫伝説」の分析 古賀達也

〔研究論文〕
228 新・朝倉宮に『崩』じた「天皇」 丸山晋司
246 万葉から古今へ 千歳竜彦

〔資料〕
271 資料 多湖碑と羊太夫伝説に関する文献目録 増田 修・柳川美紀子・横山妙子

●十周年を期して
(各地研究会等の方々より)
「会」創立当時の思い出 市民の古代研究会 名誉会長 中谷義夫
会を支えた人々 市民の古代研究会会長 今井久順
『市民の古代』第十集記念号を祝う
 古田武彦と古代史を研究する会(略構、東京古田会) 会長山本真之助
会員のご健闘を賛える 古代未来塾主宰いき一郎
十周年を祝う 九州王朝文化研究会幹事長・ヤマタイ国研究会主宰 橋田薫
南九州人の歴史観 近畿南九州史談会・常任幹事・会誌編集長 山田勇
渇望ー「古田学派」 鎌田武志
古田武彦さんとの出会い 仙台古代史の会 外里ふみえ
研究活動への切なる思い 関東の会(幹事) 柳川美紀子
丹後の郷土史研究会の実状 松尾計一
築かれた基盤の上に立って 熊本市 平野雅曠
「限界、倭国命名論」と多元的史観 山口市 岩崎良哉
記念特集号発行によせて 万葉集と漢文を読む会 原弘通
「市民の古代」発足十周年によせて 遺跡めぐりの会
仮説と定説 高田かつ子
皇国史観の逆流に抗して 東京都 渡辺好庸
漕ぎ出す舟 田島芳郎

編集後記

 
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