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解説 常陸国風土記研究文献目録 増田修へ

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市民の古代 第12集 1990年 市民の古代研究会編

常陸国風土記研究文献目録

増田修・横山妙子作成

 校正に勤めましたが、著者による校正は、『常陸国風土記の探究−紀行・論文・文献目録・写本−』(市民の古代研究会・関東、1995年12月、492頁)に再録されています。そこでは、誤植も訂正しています。さらに本格的に研究される方は下記に連絡して下さい。

1 由阿 編「詞林采葉抄」第五・筑波山(『国文註釈全書』一七、一九一〇年)一三六六年
2 今井似閑「万葉緯」一八(『未刊国文古註釈大系』三、一九三四年)一七〇〇年
3 伴 信友「前後風土記概論」(栗田寛『古風土記逸文』、一九二七年) (『風土記集』〈大日本文庫・34〉、一九三五年)一八一五年
4 中山信名「前後風土記概論の弁」(栗田寛『古風土記逸文』、一九二七年) (『風土記集〈大日本文庫・34〉、一九三五年)一八一五年
5 平田篤胤「古史徴開題記」(『岩波文庫』、一九四二年)・(『新修平田篤胤全集』五、一九七七年)一八一八年
6 塙保己一編『群書類従』一九九・雑部五四〈第28輯〉(群書類従完成会版)一八一九年
7 中山信名著・栗田寛補『新編常陸国誌』(財団法人宮崎報恩会版、一九六九年)一八三六年
8 西野宣明校訂『訂正常陸国風土記』(『古風土記集』(下)〈日本古典全集〉、一九二六年)一八三九年
9 伴 信友「風土記考」(『風土記集』〈大日本文庫・34〉、一九三五年)、(『比古婆衣』一三〈伴信友全集4〉、一九〇七年)一八四七年
10 菅 政友筆写『常陸風土記』(茨城県立歴史館所蔵)一八六二年
11 坪井正五郎「常陸風土記に所謂『大人践跡』とは竪穴の事ならん」(『東京人類学会雑誌』八八、一八九三年)
12 菅 政友『菅政友全集』(「常陸風土記ノ事」、一八九三年)
13 菅 政友「解題常陸風土記鈔本」(『史学雑誌』五 ー 四、一八九四年)
14 逸見仲三郎「倭武天皇の御称号」(『国学院雑誌』二 ー 九・一〇、一八九六年)
15 栗田 寛『纂訂古風土記逸文』一八九八年
16 栗田寛『標注古風土記』一八九九年
17 原秀四郎「常陸国地誌目録」(『歴史地理』一 ー 二、一八九九年)
18 大槻文彦「常陸の霞浦の地変」(『歴史地理』一 ー 六、一九〇〇年)
19 栗田 寛『古風土記逸文考証』(一九七七年)一九〇三年
20 中井栄治郎「常陸と言ふ国名に就て」(『歴史地理」五 ー 五、一九〇三年)
21 武藤元信「風土記と山海経との類似」(『東洋学芸雑誌』三〇六、一九〇七年)
22 喜田貞吉「土蜘蛛種族論につきて(小林君の駁論に答う)」(『歴史地理』一〇 ー 一、二、一九〇七年) 『喜田貞吉著作集』八、一九七九年に収録
23 喜田貞吉「石城石背両国建置沿革追考・附集解古記引古民部省式年代考・常陸風土記年代考」(『歴史地理』二二 ー 一、一九一三年) 『喜田貞吉著作集』四、一九八二年に収録
24 喜田貞吉「常陸風土記年代追考 ー郷と里との名称に就いて」(『歴史地理』二二 ー 二、一九一三年) 『喜田貞吉著作集』四、一九八二年に収録
25 佐々木信綱『和歌史の研究』(「風土記の歌」、一九一五年)
26 喜田貞吉「常陸風土記大櫛岡なる大人の尿穴及践跡の大きさに就きて」(『人類学雑誌』三四 ー 一〇、一九一五年)
27 土田知雄「哺*時臥之山説話の考察」(『国文学論究』、一九二〇年) 『日本神話研究』三、一九七七年に収録

哺*時臥山の哺*は、口編の代わりに日。JIS第3水準、ユニコード6661

28 塚本哲三校訂『古事記・祀詞・風土記』〈有明堂文庫〉、一九二二年
29 鵜殿正元「常陸国風土記の文章」(『国文学』解釈と鑑賞三 ー 三、一九二四年)
30 与謝野寛・正宗敦夫・与謝野晶子編『古風土記集』(下)〈日本古典全集、一九七九年〉一九二六年
31 栗田寛纂訂『古風土記逸文』、一九二七年、〈大岡山書店版〉
32 松岡静雄『常陸風土記物語』、一九二八年
33 正宗敦夫編『改訂増補 採輯諸国風土記』〈日本古典全集、一九七九年〉一九二八年
34 喜田貞吉「日高見国の研究」(『東北文化研究』一 ー 一三、一九二八年) 『喜田貞吉著作集』九、一九八〇年に収録
35 物集高見編『新註皇学叢書』一(「常陸国風土記」・「風土記逸文」、一九二九年)
36 丸山二郎「鹿島香取の神と中臣氏とに就いての疑」(『歴史地理』五四 ー 五、一九二九年)
37 岡田正之『近江奈良朝の漢文学』〈東洋文庫〉、一九四六年(一九二九年)
38 倉野憲司『古代文学研究』(「古風土記の成立」、一九二九年)
39 武田祐吉編『校註日本文学類従』上代文学集、一九二九年
40 中山太郎「風土記の考察」(『神道講座』六、一九二九年)
41 栗田寛著・後藤蔵四郎補註『標註古風土記』(常陸)一九三〇年
42 矢田 求「古風土記逸文数則」(『国学院雑誌』三六 ー 八、一九三〇年)
43 折口信夫「風土記に現れた古代生活」(岩波講座『日本文学』一二、一九三一年) 『折口信夫全集』八、一九五五年に収録
44 久松潜一「常陸風土記の一二の語彙に就いて」(『奈良文化』二〇、一九三一年)
45 横山将三郎「常陸考」(『民俗学』三 ー 二、一九三一年)
46 久松潜一「風土記と説話」(『奈良文化』二三、一九三二年)
47 中山泰昌編『校註日本文学大系』一、一九三三年
48 倉野憲司「風土記研究」(『上代日本文学講座』四、一九三三年)
49 市川 寛「『御宇』用字考 ー附、古書成立年代に関する一考察」(『国語・国文』三 ー 六、一九三三年)
50 倉野憲司『上中古文学論孜』(「風土記概論」、一九三四年)
51 久松潜一「風土記と地方生活」(『国語教育』一九 ー 七、一九三四年)
52 橘 純一「風土記の研究 ー建国時代の片影ー」(『日本文学講座』二、一九三四年)
53 石塚一朔「裳羽服津考」(『上代国文』一 ー 一、一九三四年)
54 倉野憲司「風土記に於ける口誦的要素」(『文学』二 ー  、一九三四年)
55 和田利彦編・植木直一郎校訂『風土記集』〈大日本文庫・34〉一九三五年
56 佐々木信綱『上代文学史』上(「風土記」)一九三五年
57 久松潜一『万葉集考説』(「高橋虫麻呂と常陸風土記」・「歌垣に関する考察」、一九三五年)
58 倉野憲司「風土記の神話伝説」(『むらさき』二 ー 一二、一九三五年)
59 戸田豊三郎「常陸・播磨・出雲三風土記に見えてゐる『之』の字の用法に就いて」(『国文学攷』一・二、一九三五年)
60 宮井義雄「鹿島香取の研究」(一)・(二)(『歴史教育』十 ー 六・七、一九三五年)
61 御橋言子「風土記の成立年代考定に就いて」(『歴史と国文学』一三 ー 一、一九三五年)
62 徳田 浄「上代の郷土文学(常陸国の巻)」(『国語教育』二〇 ー 一〇・一二、二一 ー 一・六・七、一九三五・六年)
63 遠藤元男「『常陸風土記』による『歌垣』の一考察」(『歴史教育』一一 ー 一、一九三六年)
64 森本治吉「風土記の伝説と歌謡」(上)・(下)(『短歌研究』五 ー 一一・一二、一九三六年)
65 鵜殿正元「常陸国風土記の研究」(『国文学論究』二、一九三六年)
66 武田祐吉編『風土記』〈岩波文庫〉、一九三七年
67 室殿虎男『常陸風土記の研究』、一九三七年
68 河原寛・小島寛之「常陸風土記成立に関する一考察」(『国語・国文』七 ー 八、一九三七年)
69 武田祐吉訳『風土記・霊異記』〈物語日本文学〉第二期一巻、一九三八年
70 岩橋小弥太「古風土記剰説」(『植木博士還暦記念国史学論集』、一九三八年)
71 佐伯梅友「風土記」(『上代日本文学講座』五、一九三八年)
72 白鳥庫吉「土蜘蛛伝説に就いて」(『民族学研究』四 ー 三、一九三八年) 『白鳥庫吉全集』二、一九七〇年に収録
73 宮井義雄「史料としての口碑・伝説の研究法」(『歴史公論』七 ー 一一、一九三八年)
74 坂本太郎『大化改新の研究』一九三八年『坂本太郎著作集』六、一九八八年に収録
75 木本通房「筑波山の歌垣 ー 二つの峯についてー」(『歌と評論』一〇 ー 七、一九三八年)
76 倉野憲司「出雲常陸両風土記の成立に就いて」(『国語・国文』八 ー 六、一九三八年)
77 久永春男「常陸風土記の歌一首」(『国語と国文学』一五 ー 一一、一九三八年)
78 鵜殿正元「常陸風土記の文章」(『国文学』解釈と鑑賞三 ー 三、一九三八年)
79 まごほり・ひとし「風土記について」(一)・(二)(『古典研究』三 ー 四・五、一九三八年)
80 遠藤元男「風土記研究法序説 ー特にその歴史的座標についてー」(『古典研究』三 ー 一二、一九三八年)
81 野村八良「古風土記雑考」(『古典研究』三 ー 一二、一九三八年)
82 木本通房「歌垣の歌謡について」(『国語と国文』一五 一 二、一九三八年)
83 倉野憲司「風土記と二字の好字」(『文学』七 ー 一二、一九三九年)
84 肥後和男「常陸風土記の研究」(『東洋文化』一七七、一九三九年)
85 次田 潤『風土記と古代日本』〈『日本精神叢書』30〉、一九四〇年
86 倉野憲司「歌垣の再検討」(『文学』八 ー 五、一九四〇年) 『古典と上代精神』、一九四二年に収録
87 倉野憲司「福慈と筑波」(『安藤教授還暦祝賀記念論文集』、一九四〇年)
88 野口保市郎「常陸行方郡の土地開拓の過程に就いて」(『社会経済史学』一〇 ー 五、一九四〇年)
89 木本通房「歌垣考」(『国語と国文学』一七 ー 九、一九四〇年)
90 坂本太郎「風土記について」(『史蹟名勝天然記念物』一五 ー 三、一九四〇年) 『坂本太郎著作集』四、一九八八年に収録
91 武田祐吉「富士筑波(常陸国風土記)」(『国文学』解釈と鑑賞六 ー 三、一九四一年) 『武田祐吉著作集』四、一九七三年に収録
92 武田祐吉「夜刀の神(常陸国風土記)」(『国文学』解釈と鑑賞六 ー 四、一九四一年) 『武田祐吉著作集』四、一九七三年に収録
93 武田祐吉「奈美松と古津松(常陸国風土記)」(『国文学』解釈と鑑賞六 ー 五、一九四一年) 『武田祐吉著作集』四、一九七三年に収録
94 桜井武雄「常陸国風土記の白鳥説話と蛇身伝説」(『国文学研究』一五、一九四一年)
95 野口保市郎「古代地理に於ける延喜式榛谷駅の位置について」(『地理教育』三三 ー 六、一九四一年)
96 高崎正秀「風土記に現れたる歌物語」(『短歌研究』十 ー 五、一九四一年)
97 (欠番)
98 肥後和男『風土記抄』、一九四二年
99 堀 一郎「古風土記伝説の信仰史的研究 ー天神遊幸論第三編ー」(『国民精神文化』八 ー 四、一九四二年)
100 千葉徳爾「古風土記の地名伝承」(『歴史』一七 ー 七、一九四二年)
101 野村八良『国文学論考』(「古風土記雑考』、一九四二年)
102 坂本太郎「風土記と日本書紀」(『史蹟名勝天然記念物』一七 ー 五、一九四二年) 『坂本太郎著作集』四、一九八八年に収録
103 高橋俊彦「神話の解釈」(『国語と国文学』二〇 ー 三、一九四三年)
104 肥後和男「風土記について」(『肇国精神』三 ー 三、一九四三年)
105 服部直人「かがひ考」(『国学院雑誌』四九 ー 二、一九四三年)
106 守屋俊彦「夜刀神」(『国語・国文』一四 ー 一〇、一九四六年)
107 小島憲之「風土記の述作」(『国語・国文』一六 ー 四、一九四七年)
108 津田左右吉『日本古典の研究』(上)(「附録:風土記の記載について・土蜘蛛について」、一九四八年) 『津田左右吉全集』別巻一、一九六六年に収録
109 佐々木信綱『新訂上代文学史』(上) (「風土記」、一九四八年)
110 丸山二郎『日本古代史研究』(「中臣氏と鹿島香取の神」、一九四八年)
111 荒川 潤「筑波の神のまつりと信仰」(『民間伝承』一三 一 八、一九四九年)
112 鵜殿正元「歌垣における遊楽意識」(『文学研究』五、一九五〇年)
113 横田健一「神々の発展と没落 ー日本古代宗教発展の諸段階とその社会的地盤ー」(『人文科学論集』三、一九五〇年)
114 野口保市郎『常陸風土記の歴史地理学的研究』、一九五一年
115 水野 祐「風土記名称の由来」(『文学研究』六、一九五一年)
116 武田祐吉「高橋虫麻呂論」(『文学研究』七、一九五一年)
117 小島鉦作「野口保市郎著常陸風土記の歴史地理学的研究」(『歴史地理』八三 ー 一、一九五二年)
118 石崎紀夫「杵島曲・志都歌に関する考察」(『日本文学論究』、一九五二年)
119 鵜殿正元「風土記歌謡管見 ー常陸国風土記を中心としてー」(『文学研究』八、一九五二年)
120 鵜殿正元「生活史としての常陸国風土記」(『文学研究』一〇、一九五三年)
121 宮本 救「里制の成立について ー三十戸・五十戸の問題を中心にー」(『日本歴史』五八、一九五三年)
122 久松潜一「風土的文学」(『日本文学講座』一、一九五四年)
123 土橋 寛「古代民謡論(上)・(下) ー風土記の歌を中心としてー」(『国語・国文』二三 ー 七・八、一九五四年)
124 秋本吉郎「書評 鵜殿正元氏著『古風土記研究 常陸国風土記』」(『国語と国文学』三一 ー 一一、一九五四年)
125 青木紀元「常陸風土記の神」(『神道史研究』二 ー 二、一九五四年)
126 井口悦男「常陸国風土記にみられる井泉の記事に関連して二・三の考察」(『史学』三一 ー 一〜四、一九五四年)
127 松村武雄『日本神話の研究』一  ー序説論ー(「風土記の検討」、一九五四年)
128 堀 一郎『我が国民間信仰史の研究』(一)、一九五五年
129 折口信夫『折口信夫全集』七(「日本文学の発生序説」、一九五五年)
130 徳永春夫「常陸風土記と紀記との関係」(『芸林』六 ー 三、一九五五年)
131 水野 祐「倭建命と倭武天皇」(『史観』四三・四四、一九五五年)
132 高藤 昇「常陸国風土記の歴史記述」(『国史学』六四、一九五五年)
133 植松 茂「風土記における伝承者の問題」(『日本文学』四 ー 一〇、一九五五年)
134 松本信広「歌垣の発生的基盤」(『国文学』解釈と鑑賞二〇 ー 八、一九五五年)
135 田辺 爵「仙覚抄における逸文風土記」(『国語と国文学』三二 ー 一、一九五五年)
136 青木紀元「日本古代の『井』に対する神聖観」(『神道史研究』三 ー 五、一九五五年)
137 米沢 康「コホリの史的性格」(『芸林』六 ー 一、一九五五年)
138 井上雄一郎『評註 常陸国風土記新講』、一九五六年
139 岩崎小弥太『増補上代史籍の研究』(上)(「風土記」、一九五六年)
140 高藤 昇「倭武天皇 ー常陸国風土記の立場ー」(『国史学』六七、一九五六年)
141 鵜殿正元「倭武天皇考」(『国学院雑誌』五七 ー 六、一六五六年)
142 米沢 康「ヤマトタケルノ命の物語り ーその歴史的基底についての一考察ー」(『芸林』七 ー 六、一九五六年)
143 河野 亮「風土記の中の地名起源について」(『音声会会報』九二、一九五六年)
144 阿部源蔵「古代地名伝説の国語学的意義について」(『国学院雑誌』五七 ー 六、一九五六年)
145 鵜殿正元「国府の編集会議」(『古事記・風土記・記紀歌謡』〈日本古典鑑賞講座〉2、一九五七年)
146 岡野弘彦「古代人の恋」(『古事記・風土記・記紀歌謡』〈日本古典鑑賞講座〉2、一九五七年)
147 大場磐雄「古典の発掘」(『古事記・風土記・記紀歌謡』〈日本古典鑑賞講座〉2、一九五七年)
148 武田祐吉編『古事記・風土記・記紀歌謡』〈日本古典鑑賞講座〉2、一九五七年
149 西田長男「風土記の撰進」(『古典の新研究』第三集、一九五七年)
150 坂口守二「枕詞考」(『国学院雑誌』五八 ー 三、一九五七年)
151 西尾光雄「常陸国風土記について」(『国語と国文学』三四 ー 一一、一九五七年)
152 志田諄一「五世紀における東国の地位」(上)(下)(『歴史教育』五 ー 四・五、一九五七年)
153 戸谷高明「常陸風土記の『倭武天皇』 ー倭建命との関連においてー」(『国文学研究』一五〈早大〉一九五七年)
154 西山徳「古代人の海神信仰 ー万葉集・風土記を通じてー」(『神道史研究』五 ー 六、一九五七年)
155 飯田瑞穂「常陸風土記の諸本について」(一)(二)(『歴史研究』二七・八〈茨城大〉、一九五七・九年)
156 飯田瑞穂「常陸国風土記」(『日本上古史研究』二 ー 八、一九五八年)
157 高藤 昇「風土記」(『日本上古史研究』二 ー 八、一九五八年)
158 秋本吉郎校注『風土記』〈日本古典文学大系〉2、一九五八年
159 中原勇夫「杵島山歌垣詠考 ーその軍歌的性格ー」(『国語国文』二七 ー 一一、一九五八年)
160 亀井正道「常陸浮島の祭祀遺跡」(『国学院雑誌』五九 ー 七、一九五八年)
161 井口悦男「大化新政の地方浸透について ー常陸国の場合ー」(『史学』三六 ー 四、一九五八年)
162 飯田瑞穂『常陸国風土記諸本異同一覧(稿)』〈孔版〉、一九五九年
163 茨城大学史学会・茨城大学歴史研究会『茨城県地方史研究文献目録』、一九五九年
164 倉野憲司「呪祷*文学」(岩波講座『日本文学史』三、古代、一九五九年) 『上代日本古典文学の研究』、一九六八年に収録
165 吉野 裕「風土記の世界 ー郷土的連関性からー」(岩波講座『日本文学史』三・古代、一九五九年)
166 米沢 康「倭健命と倭武天皇」(『歴史教育』七 ー 四、一九五九年)
167 藪田嘉一郎「夜刀神」(『日本上古史研究』三 ー 九、一九五九年)
168 飯田瑞穂「秋本吉郎氏『風土記の近世伝播祖本』日本学士院紀要第十六巻第二号」 (『日本上古史研究』三 ー 一二、一九五九年)
169 八木毅「風土と用字 ー上代における『湖』についてー」(『語文研究』九〈九州大〉、一九五九年)
170 宮田俊彦「正倉院御物調庸施*布墨書銘(常陸国)に就いて」(『茨城大学文理学部紀要』九、一九五九年)

施*は、方の代わりに糸。JIS第3水準、ユニコード7D41

171 上田正昭「古代王朝と巡幸伝説」(『歴史評論』一〇三、一九五九年)
172 山本 正「古風土記の説話性について」(『文科紀要』三〈東北大〉、一九五九年)
173 桜井 満「枕詞と地名と」(『万葉集研究』四、一九五九年)
174 久松潜一校注『風土記』(上)・(下)〈日本古典全書〉、一九五九・六〇年
175 永田よしの訳『現代語版常陸風土記』、一九六〇年
176 鵜殿正元「歌垣新考」(『人文科学論集』七〈明治大〉、一九六〇年)
177 近藤喜博「伊福部管見」(『日本上古史研究』四 ー 四、一九六〇年)
178 石川淳・倉野憲司・福永武彦『古事記・風土記・日本霊異記・古代歌謡』〈古典日本文学全集〉1、一九六〇年
179 八木 毅「風土記における二つの文体」(『愛知県立女子大学紀要』一一、一九六一年) 『古風土記・上代説話の研究』、一九八八年に収録
180 伊藤幹治「異人款待説話成立の基盤」(『日本文学論究』一九、一九六一年)
181 米沢 康「倭武天皇をめぐる諸問題」(『日本上古史研究』五 ー 三、一九六一年)
182 豊崎 卓「常陸風土記の問題点」(一)(『解釈』七 ー 二、一九六一年)
183 豊崎 卓「茨城という名称について」(『郷土文化』二、一九六一年)
184 鼓 乙音「曽尼の駅家について」(『郷土文化』二、一九六一年)
185 志田諄一「今昔物語と常陸風土記」(『日本歴史』一五五、一九六一年)
186 志田諄一「常陸風土記にみえる観音像の彫造について」(『常陸史学』三、一九六一年)
187 志田諄一「川原宿祢黒麻呂の研究 ー観世音像の彫造をめぐってー」(『郷土ひたち』一二、一九六一年)
188 大久保強「常陸風土記覚書」(一)・(二)・(三)・(四)(『上代文学研究会会報』九、一〇、一一、一二、一九六一・二年)
189 高橋 明「高橋虫麻呂考」(『上代文学研究会会報」一〇、一九六一年)
190 久保田智哉「常陸国風土記における地方説話」(『上代文学研究会会報』一二、一九六二年)
191 竹内理三編『寧楽遺文』(下)(「風土記」、一九六二年)
192 永井義憲「南法華寺の開基辮基と常陸風土記」(『豊山学報』八、一九六二年)
193 志田諄一「大化前代の織物の生産とその部について」(『日本上古史研究』六 ー 八、一九六二年)
194 久松潜一「風土記雑考 ー日本武尊の場合ー」(『上代文学』一二、一九六二年)
195 永山 勇「風土記における地名説の種別と展開」(『国語と国文学』三九 ー 二、一九六二年)
196 小島憲之『上代日本文学と中国文学』(上) (「諸国風土記の述作」、一九六二年)
197 坂元義種「東国総領について ー特に大化改新時におけるー」(『続日本紀研究』九 ー 四・五・六合併、一九六二年)
198 志田諄一「古代における密筑里とその周辺」(『郷土ひたち』六・七合巻、一九六二年)
199 豊崎 卓「多賀郡家」(『郷土ひたち』六・七合巻、一九六二年)
200 豊崎 卓「信太郡家の探究」(『茨城大学理学部紀要』一三、一九六二年)
201 高島正人「津令村落制度の二・三の問題」(『立正史学』二六、一九六二年)
202 秋本吉郎『風土記の研究』〈大阪経済大学研究叢書〉VI、一九六三年)
203 松岡静雄『日本古語大辞典』語誌編(「ヤタチ(夜刀)の神」、「ヤツメ(箭括)氏マタチ(麻多智)」、一九六三年)
204 大森信夫「常陸風土記行方郡に見える古代豪族の消長について ー古墳と神と佐伯とー」(『高等教育』一〇、一九六三年)
205 志田諄一「常陸風土記にみえる ー賀[田比]礼の高峯についてー」(『郷土ひたち』九、一九六三年)
206 志田諄一「常陸国名義考」(『常陸史学』四、一九六三年)
207 八木 充「七世紀の総領について」(『続日本紀研究」一〇 ー 四五、一九六三年)
208 佐藤謙三「風土記と物語と」(『日本文学論究』二三、一九六三年)
209 渡辺昭五「万葉集巻十四の東歌と歌垣の問題 ー筑波嶺・野ごもり・磯遊び・足柄の歌ー」(『伝承文学研究』四、一九六三年) 『歌垣の民俗学的研究』、一九六七年に収録
210 八木 毅「古風土記における文体について」(『愛知県立女子大学紀要』一三 ー 二、一九六三年) 『古風土記・上代説話の研究』、一九八八年に収録
211 林 勉 「風土記」(『国文学』九 ー 八、一九六三年)
212 小野田光雄「風土記の文学性について」(『文学・語学』五〇 ー 一二、一九六三年)
213 豊崎 卓「常陸国府の復元」(『歴史地理』九〇 ー 四、一九六三年)
214 豊崎 卓「常陸国河内郡家の探究」(『日本上古史研究』七 ー 四、一九六三年)
215 志田諄一「大化前代の常陸について」(『日本上古史研究』七 ー 五、一九六三年)
216 新野直吉「風土記の『国造』記事」(『日本上古史研究』七 ー 一二、一九六三年)
217 飯田瑞穂「正倉院文書『常陸国戸籍』は延暦四年五月以降のものであらう」(『日本上古史研究』七 ー 九、一九六三年)
218 三谷栄一「常陸国風土記から習合思想へ ー少彦名神と薬師信仰ー」(『国学院雑誌』六四 ー 五・六、一九六三年)
219 鵜殿正元「常陸国風土記の説話と地名伝承」(『人文科学論集』一〇、一九六三年)
220 豊崎 卓「多珂郡家の新考察」(『茨城大学文理学部紀要』一四、一九六三年)
221 徳光久世「上代日本文章史」(『風土記の文章』、一九六四年)
222 坂元義種「古代総領制について」(『ヒストリア』三六、一九六四年)
223 新野直吉「常陸国風土記の国造」(『文化』二一 ー 四〈東北大〉、一九六四年)
224 茂木雅博「常陸国行方郡の郡衙の位置について」(『古代学研究』三八、一九六四年)
225 志田諄一「毛野の名称と周辺の問題」(『日本歴史』一九八、一九六四年)
226 伊野部重一郎「上代里制の成立について ー播磨風土記を中心としての考察ー」(『日本歴史』一九九、一九六四年)
227 三谷栄一「常陸国風土記の成立と壬生氏 ー伝承文学の成立基盤をめぐってー」(『実践女子大学紀要』八、一九六四年)
228 三谷栄一「常陸国風土記より見る壬生氏と毛野氏との関係」(『実践文学』二三、一九六四年)
229 阿部源蔵「古代地名伝説考II ーよこなまり式を中心にー」(『北海道学芸大学紀要〈第一部A〉』一五 ー 二、一九六四年)
230 豊崎 卓「鹿島神宮の大直刀」(『郷土文化』五、一九六四年)
231 豊崎 卓「常陸国久慈郡家考」(『茨域大学文理理学部紀要』一五、一九六四年)
232 志田諄一「古代の官衙に植えられた槻について」(『郷土ひたち』一〇・一一合巻、一九六四年)
233 鵜殿正元『増補古風土記研究』常陸国風土記、一九六五年
234 井上光貞『日本古代国家の研究』(「大化改新と東国」一九六五年) 『井上光貞著作集』一、一九八五年に収録
235 土橋寛『古代歌謡と儀礼の研究』(「国見の意義」、「歌垣の意義とその歴史」、一九六五年)
236 佐藤四信「常陸国風土記の風俗諺」(『語文』二一〈日本大〉、一九六五年)
237 井口樹生「筋馬考」(『芸文研究』二〇、一九六五年)
238 豊崎卓「曽尼の駅家」(『郷土文化」六、一九六五年)
239 有馬徳「水戸藩における常陸風土記の伝本研究について」(『郷土文化』六、一九六五年)
240 豊崎卓「常陸国新治郡家」(『茨城大学文理学部紀要』一六、一九六五年)
241 西郷信綱『日本文学の古典』〈岩波新書〉(「神話と叙事詩」、一九六六年)
242 カ・ア・ポポフ「風土記 八世紀日本文献の研究のために」(『日本学序説 ーコンラド博士古稀記念論文集ー』、一九六六年)
243 高井悌三郎「常陸地方の古瓦についての覚書」(『日本歴史考古学論叢』、一九六六年)
244 牧野郷子「修辞からみた常陸風土記」(『香椎潟』一二、一九六六年)
245 宇野悦郎「万葉集常陸防人の歌について」(『高等教育』一三、一九六六年)
246 志田諄一「日高見の国と常陸」(『茨城県史研究』四、一九六六年)
247 志田諄一「常陸風土記にみえる建借間命と黒坂命」(『郷土ひたち』一五、一九六六年)
248 乗岡憲正「風土記 童子女の松原考」(『国文学』解釈と鑑賞三一 ー 八、一九六六年)
249 筒井栄太郎「上代歌謡における愛の表現(風土記にみられる燿*歌の考察)」(『愛知大学国文学』七、一九六六年)

燿*歌(かがひ)の燿*は、日編の代わりに女。 JIS第3水準、ユニコード5B25

250 大島建彦「筑波山の信仰と文芸」(『上代文学研究会会報』一六、一九六六年)
251 豊崎 卓「常陸国真壁郡家の探究」(『茨城大学文理学部紀要』一七、一九六六年)
252 石塚晴通「本行から割注へ文脈が続く表記形式 ー古事記を中心とする上代文献及び中国中古の文献に於てー」(『国語学』七〇、一九六七年)
253 稲岡耕二「風土記に於ける交用表記」(『滋賀大国文』四 ー 三、一九六七年)
254 乗岡憲正「奈美松・古津松考 ー古伝承に観る贖罪の論理ー」(『大谷女子大紀要』一、一九六七年)
255 小川登美子「常陸風土記における水の記述」(『上代文学研究会報』一八、一九六七年)
256 田口喜一「茨城の名のおこり」(『茨城の民俗』六、一九六七年)
257 志田諄一「常陸風土記多珂郡の条をめぐる問題」(『郷土ひたち』一七、一九六七年)
258 志田諄一「常陸国国多珂郡家について」(『郷土ひたち』一八・一九合巻、一九六七年)
259 飯田瑞穂校訂「常陸国風土記」(『茨城県史料』古代編、一九六八年)
260 斉藤 忠「『常陸国風土記』の中にあらわれた貝塚の話」(『茨城県史料』付録3、一九六八年)
261 倉野憲司『上代日本古典文学の研究』(「枕詞管見」、一九六八年)
262 土橋寛『古代歌謡の世界』〈塙選書〉65(「歌垣の歌」)、一九六八年)
263 益田勝美『火山列島の思想』(「黎明 ー原始的想像力の日本的構造ー」、一九六八年)
264 藤田 稔「日本武尊の東征に関する常陸の伝承」(『茨城の民俗』七、一九六八年)
265 志田諄一「奈良・平安時代初期の蝦夷征伐と常陸国」(『茨城キリスト教大学紀要」二、一九六八年)
266
267 豊崎 卓「常陸の駅家と駅道」(『古代学』一五 ー 一、一九六八年)
268 田中 卓「『郡』『評』論争私考 ー大化改新の基礎的研究ー」(『皇学館論叢』一 ー 一、一九六八年)
269 高橋六二「『衣袖漬国』の名義」(『跡見学園国語科紀要』一六、一九六八年)
270 阿部源蔵「字音地名伝説考(上)・(下) ーその国語学的考察ー」(『静岡女子短大研究紀要』一四・一五、一九六八・九年)
271 日本歴史学会編『地方史研究の現状』I 北海道・東北・関東編、一九六九年
272 久松潜一『久松潜一著作集」九(「常陸風土記考」、一九六九年)
273 次田真幸「風土記の雷蛇神説話」(『密田教授退官記念論集』、一九六九年 『日本神話の構成』、一九七三年に収録
274 志田諄一「常陸風土記の省略をめぐる問題」(『日本歴史』二四九、一九六九年)
275 志田諄一「孝徳朝の評の設置について」(『史元』八、一九六九年)
276 三谷栄一「常陸国風土記の抄本的性格について」(『古代文学』九、一九六九年)
277 横田健一『日本古代の精神 ー神々の発展と没落ー」〈講談社『現代新書』〉、一九六九年
278 高橋六二「『水依茨城之国』の名義」(『跡見学園国語科紀要』一七、一九六九年)
279 吉野 裕訳『風土記』〈東洋文庫〉145、一九六九年
280 吉野 裕「カガヒの説」〈口訳風土記別記二〉〔『日本文学』一八 ー 七、一九六九年)
281 梶田昌徳「常陸の駅路」(『茨城の民俗』八、一九六九年)
282 梶田昌徳「続、常陸の駅路」(『茨城の民俗』九、一九七〇年)
283 寺村光晴「総国の玉作 ー畿内政権の東進と香取・鹿島神宮の成立に関連してー」(『房総文化』一一、一九七〇年)
284 豊崎 卓『東洋史上より見た常陸国府・郡家の研究』、一九七〇年
285 吉田東伍『増補大日本地名辞書』六 坂東(「常陸国」、一九七〇年)
286 小島瓔禮校注『風土記」〈角川文庫〉、一九七〇年
287 原田敏明『日本古代宗教』増補改訂版(「Sanctuaryより見た歌垣」、一九七〇年)
288 青木紀元『日本神話の基礎的研究』(「常陸国風土記の神」、一九七〇年)
289 志田諄一「多珂郡の成立と郡名について」(『郷土ひたち』二一、一九七〇年)
290 宮本 救「編成される郷里」(『古代の日本』七、一九七〇年)
291 渡辺 寛『風土記語句索引』、一九七〇年
292 吉野 裕「夜刀神」〈口訳風土記別記三〉(『日本文学』一九 ー 二、一九七〇年) 『風土記世界と鉄王神話』一九七二年に収録
293 むしゃこうじ・みのる「『夜刀の神』(吉野裕)への疑問」(『日本文学』一九 ー 六、一九七〇年)
294 吉野 裕「かぐや姫 ー三重追考ー」〈口訳風土記別記四〉(『日本文学』一九 ー 七、一九七〇年)
295 吉野 裕「むしゃこうじ・みのる「『夜刀神』(吉野裕)への疑問」へのみじめな回答」(『日本文学』一九 ー 一二、一九七〇年)
296 薗田香融「国衙と土豪との政治関係 ーとくに古代律令国家成立期におけるー」(『古代の日本』九、一九七一年)
297 山田英雄「風土記」(『古代の日本』九、一九七一年)
298 山田英雄「律令成立期の地方問題」(『古代の日本』九、一九七一年)
299 湯口 圭「県主・国造一覧表 ー付郡司ー」(『古代の日本』九、一九七一年)
300 高崎正秀「枕詞の発生 ーその基礎論ー」(『高崎正秀著作集』二・文学以前、一九七一年)
301 原島礼二「日本古代社会論 ー大家族の成立と発展に関する覚書ー」(『現代歴史学の課題』上、一九七一年)
302 河野辰男「常陸風土記における氏族開拓の様相」(『高等教育』一八、一九七一年)
303 柏原俊子「巨人伝説 ーダイダラボウ伝説の成立に関してー」(『日本文学』三七〈東京女子大〉、一九七一年)
304 鳥養直樹「律令国家成立期における国造小論 ー常陸国を例としてー」(『民衆史研究』九、一九七一年)
305 吉野 裕「〈夜刀の神〉補稿」〈口訳風士記 別記六〉(『日本文学』二〇 ー 一〇、一九七一年) 『風土記世界と鉄王神話』、一九七二年に収録
306 肥後和男「古代東国の開発」(『立正大学史学』三五、一九七一年)
307 植垣節也『風土記の研究並びに漢字索引』、一九七二年
308 瀬谷義彦監修『常陸風土記と万葉ライン』、一九七二年
309 八木 毅「常陸国風土記覚書 勘造者に就いての研究史」(『説林』二〇、一九七二年) 『古風土記・上代説話の研究』、一九八八年に収録
310 八木 毅「逸文古風土記と仙覚」(『説林』二一、一九七二年)『古風土記・上代説話の研究』、一九八八年に収録
311 村岡 薫「郡制成立の一試論 ー常陸国を中心としてー」(『民衆史研究』一〇、一九七二年)
312 有馬 徳『常陸国風土記註釈』、一九七三年
313 茨城師範学校・茨城女子師範学校編『綜合郷土研究』茨城県(上)〈復刊〉 (「常総文化の黎明及開発」・「王朝時代に於ける地方統治と地方文化」、一九七三年)
314 肥田野昌之『上代日本文学の基盤』(「杵島曲とその転用」、「地名に冠する枕詞」、一九七三年)
315 尾崎喜左雄「東国の国造」(『続日本古代史論集』上、一九七三年)
316 武田祐吉「武田祐吉著作集』四(「富士筑波」「奈美松と古津松」「上代の民俗と文化」「風土記の女性」、一九七三年)
317 武田祐吉『武田祐吉著作集』八(「風土記」、一九七三年)
318 遠山都一「筑波山信仰について」(『茨城の民俗』一二、一九七三年)
319 堤 一郎「常陸国風土記と玉造」(『玉造史叢』一四、一九七三年)
320 青木 敦「地方説話考 ーその一 国司系説話群と郡司系説話群ー」(『跡見学園短大紀要」九、一九七三年)
321 関口裕子「『大化改新』批判による律令制成立過程の再構成(上) ー人民把握成立過程を中心にー」(『日本史研究』一三二、一九七三年)
321 関口裕子「『大化改新』批判による律令成立過程の再構成(下) ー地方組織の成立過程を中心にー」(『日本史研究』一三三、一九七三年)
322 清水賢子「常陸国風土記に記された蛇神信仰の説話」(『国文白百合』四、一九七三年)
323 津島由美子・斉藤節子「常陸国風土記『風俗諺』について」(『上代文学研究会会報』一、一九七三年)
324 志田諄一「伊福部の神とかんぶり穴」(『郷土ひたち』二四、一九七三年)
325 中村宗彦「風土記における『即』の用法」(『大谷女子大紀要』七 ー 一一、一九七三年)『古代説話の解釈』、一九八五年に収録
326 吉野 裕「宇治連等の遠祖のことなど」〈口訳風土記別記一〇〉(『日本文学』二二 ー 一、一九七三年)
327 吉野 裕「常陸国行方郡麻生町の話」〈口訳風土記別記一〇〉(『日本文学』二二 ー 一二、一九七三年)
328 茨城県史編さん原始古代史部会編『茨城県史料』考古資料編 古墳時代、一九七四年
329 岩波秀俊編『常陸風土記之旅』、一九七四年
330 新野直吉『研究史国造』、一九七四年
331 茨城県歴史散歩研究会編『茨城県の歴史散歩』〈全国歴史散歩シリーズ〉8、一九七四年
332 秋本吉徳「風土記と延喜式」(『古事記年報』一六、一九七四年)
333 三谷栄一『日本神話の基盤』(「『常陸国風土記』の生成と展開」、一九七四年)
334 志田諄一『常陸風土記とその社会』、一九七四年
335 茂木 清・鴨下政隆「行方郡家跡の研究」(『麻生の文化』六、一九七四年)
336 加藤正雄「杵島曲成立考」(『国語と国文学』五一 ー 六、一九七四年)
337 斉藤文子「縄文時代における蛇の信仰(予報)」(一)・(二)(『考古学ジャーナル』九二・九三、一九七四年)
338 谷岡治男「風土記における水辺文学の諸相」(『皇学館大学紀要』一二、一九七四年)
339 吉野裕「スサノオ神話外伝 ー常陸型〈大蛇退治〉の話ー」(『文学』四二、一九七四年)
340 岡田茂弘「常陸国風土記」(『日本古代文化の探究 風土記』、一九七五年)
341 志田諄一「長幡部について」(『常陸太田市史余録』一、一九七五年)
342 山口昌男「古風土記における『文化』と『自然』」(『文化と両義性』、一九七五年)
343 植垣節也「“富士と筑波”考」(『国文学』五二〈関西大〉、一九七五年)
344 佐々木虔一「常陸における国造制の一考察」(『原始古代社会研究』二、一九七五年)
345 山本 正「常陸国風土記の文章表現について」(『弘前学院大学国語国文学会誌』一、一九七五年)
346 福島好和「風土記にみえる水産物について ー諸国貢納水産物との関係を中心としてー」(『関西学院史学』一六、一九七五年)
347 小林敏男「県・県主制の再検討(一)  ー『県』字の問題性ー(上)・(下)」(『続日本紀研究』一七九・一八〇、一九七五年)
347 箕輪徳二郎「『巳待講』と『常陸国風土記』)(『麻生の文化』一二、一九七五年)
348 藤田 稔『常陸の伝説』(「日本武尊」、一九七六年)
349 河野辰男『常陸国風土記の史的概観』、一九七六年
350 大久保正「歌垣」(『上代の文学』日本文学史一、一九七六年)
351 工藤力男「記録の種々相」(『上代の文学』日本の文学史一、一九七六年)
352 西宮一民「記・紀、風土記の構造」(『上代の文学』日本文学史一、一九七六年)
353 植垣節也「『風土記』の撰述」(『上代の文学』日本文学史一、一九七六年)
354 志田諄一「大田部について」(『常陸太田市史余録』二、一九七六年)
355 関根忠邦「幡山古墳群発掘中間報告」(『常陸太田市史余録』二、一九七六年)
356 高田 実「律令国家と共同体」(上)(『前近代史研究』三、一九七六年)
357 杉村圭一「『常陸国風土記』にみるカミと人との関わり」(『平安女学院短期大学紀要』六、一九七六年)
358 山本正「常陸国風土記における説話性について」(『弘前学院大学国語国文学学会誌」二、一九七六年)
359 小島瓔禮「常陸国風土記と高橋虫麻呂」(『上代文学』三八、一九七六年)
360 加藤義成「風土記の成立と構造」(『講座日本の神話』二、一九七六年)
361 井上辰雄「東国と大和政権 ー 常総地方を中心としてー」(『日本歴史』三四〇、一九七六年)
362 桜井治男「対偶神にみる風土記の世界観」(『皇学館論叢」九 ー 四、一九七六年)
363 森賀美佐子「風土記における『爾』と『彼』について」(『愛文」一二 ー 九、一九七六年)
364 三谷栄一「古風土記撰進前後 ー佚文をめぐってー」(『国語と国文学』五三ー五、一九七六年)
365 松本清張『私説古風土記』、一九七七年
366 直木孝次郎・西宮一民・岡田精司編『日本書紀・風土記』〈鑑賞日本古典文学〉2、一九七七年
367 志田諄一「総説 ー古代国家と東国ー」(『古代の地方史』五、一九七七年)
368 志田諄一「立速日男命と薩都の里 ー常陸風土記久慈郡の条をめぐってー」(『常陸太田市史余録」三、一九七七年)
369 有馬 徳「万葉集常陸歌の解釈をめぐって」(『日本文学論叢』二、一九七七年)
370 中村宗彦「『風土記』訓詁小見 ー常語と特語ー」(『国語・国文』四六 ー 四、一九七七年)『古代説話の解釈』、一九八五年に収録
371 中村宗彦「『風土記』札記 ー訓詁の再検と山川原野名号所由考ー」(『大谷女子大国文』七、一九七七年) 『古代説話の解釈』、一九八五年に収録
372 鎌田元一「評の成立と国造」(『日本史研究』一七六、一九七七年)
373 桜井満「歌垣をめぐって」(『講座日本の神話』七、一九七七年)
374 小松和彦「日本神話における占有儀礼 ー風土記を中心にー」(『講座日本の神話』七、一九七七年)
375 近藤信義「枕詞の発生 ー名辞と意識」(『シリーズ古代の文学』三・文学の誕生、一九七七年)
376 大島建彦「伝承と文学 ー泉の伝承を中心にー」(『古代の地方史』七、一九七七年)
377 秋本吉徳「風土記の神話」(『講座日本文学』神話上、一九七七年)
378 豊崎卓「常陸国風土記の基礎的考察」(『土浦短期大学紀要』五、一九七七年)
379 松倉文比古「鹿島・香取の神について」(『龍谷史壇』七二、一九七七年)
380 関根忠邦「身隠山横穴のある横穴の意義」(『常陸太田市史余録』三、一九七七年)
381 明石一紀「日本における里制と編戸制の特質」(『歴史学研究』別冊特集民族と国家、一九七七年)
382 田口 守「常陸風土記の燿*歌とパントウンの間 日本の基層文化の南方性」(『茨城の民俗』一六、一九七七年)

燿*歌(かがひ)の燿*は、日編の代わりに女。JIS第3水準、ユニコード5B25

383 河野辰男『口訳常陸国風土記』〈ふるさと文庫〉一九七八年
384 野村忠夫『研究史大化改新 増補版』、一九七八年
385 志田諄一「常陸風土記と土俗信仰」(『茨城県の思想・文化の歴史的基盤』、一九七八年)
386 黒島恵理「『土蜘蛛』について」(『上代文学研究会会報』六、一九七八年)
387 青木則子「倭武天皇について」(『上代文学研究会会報』六、一九七八年)
388 久保田美穂「『富士と筑波』の説話について」(『上代文学研究会会報』六、一九七八年)
389 豊崎 卓「常陸国風土記と高橋虫磨」(『筑波大学教養部紀要』一〇、一九七八年)
390 植垣節也「風土記」(『日本文学全史』一、上代、一九七八年)
391 中村宗彦「山川原野名号所由考」(『論集日本文学・日本語」一、上代、一九七八年)
392 広瀬正四郎『日本武尊の東征伝説』、一九七八年
393 大脇保彦「常陸国」(『古代日本の交通路』一、一九七八年)
394 岡田精司「香取神宮の起源と祭神」(『千葉県の歴史』一五、一九七八年)
395 岩波秀俊「はふり(葬具)の旗」(『茨城の民俗』一七、一九七八年)
396 川崎松寿「日立文学地図覚(11) 蚕養神社と漂着神伝説」(『郷土ひたち』二九、一九七八年)
397 志田諄一「風土記と巡幸説話」(『茨城県史研究』四一、一九七九年)
398 志田諄一『風土記の世界』〈教育社歴史新書〉、一九七九年
399 高橋富雄『辺境 ーーもう一つの日本史』〈教育社歴史新書〉、一九七九年
400 秋本吉徳訳注『風土記』(一)常陸国風土記〈講談社学術文庫〉、一九七九年
401 守屋俊彦「地方の神々」(『講座日本の古代信仰』四、一九七九年)
402 野田浩子「国見と道行 ー様式としての自然」(『シリーズ・古代の文学』四、一九七九年)
403 寺沢薫「関東地方の池」(『日本古代文化の探究 池』、一九七九年)
404 秋本吉徳「〈カミ〉と〈ホトケ〉と ー古代説話の一断面ー」(西尾光一教授定年記念論集論纂『説話と説話文学』、一九七九年)
405 堤 一郎「神に祠られた蛇」(『茨城の民俗」一八、一九七九年)
406 岩波秀俊「『常陸風土記』の中の蛇神さま」(『茨城の民俗』一八、一九七九年)
407 和田義男「式内社、鎮守社、八幡祭神考」(『常陸太田市史余録』五、一九七九年)
408 山尾幸久「県の史料について」(『論究日本古代史』、一九七九年)
409 秋本吉徳「地名説話の新古 ー『風土記』の特質の理解のためにー」(『国語と国文学』五六 ー 一一、一九七九年)
410 益田勝美「神話の日本語」(『言語生活』三二六、一九七九年)
411 中井虎一「風土記の原始文化論的研究」(『広島文教女子大学研究紀要』一四、一九七九年)
412 志田諄一「風土記と地名説話 ー山川原野の地名由来をめぐってー」(『茨城キリスト教大学紀要』一二、一九七九年)
413 志田諄一「風土記編纂の思想」(『国語と国文学』五六 ー 一一、一九七九二年)
414 八木毅「上代説話の成りたち」(『国語と国文学』五六 ー 一一、一九七九年)『古風土記、上代説話の研究』、一九八八年に収録
415 田中荘介「常陸国風土記と東歌の世界 ーわが古代びとにとって文学とはなにかー」(『たうろす』四〇、一九七九年)
416 郡司丈児「常陸地方郷土史刊行書目録」(『歴史手帖』七 ー 二、一九七九年)
417 久信田喜一「『常陸国風土記』の説話と日本武尊伝説」(『歴史手帖』七 ー 二、一九七九年)
418 国分直一「常陸風土記の世界」(『えとのす』一一、一九七九年)
419 大和岩雄「タテミカヅチ 鹿島の神について」(『えとのす』一一、一九七九年)
420 井上辰雄「大化前代の東国 ー筑波国造を中心として」(『えとのす」一一、一九七九年)
421 沼田武彦「古代村落祭祀の史的位置」(『論究日本古代史』、一九七九年)
422 河野辰男『常陸国風土記の探求』(上)・(中)・(下)〈ふるさと文庫〉、一九七九・八〇・八一年
423 志田諄一「常陸国風土記にみえる遇鹿・助川について」(『郷土ひたち』三〇、一九七九年)
424 宇野悦郎『常陸万葉風土記』(上)・(下)〈ふるさと文庫〉、一九八〇・八二年
425 篠川 賢「律令制成立期の地方支配 ー『常陸国風土記』の建郡(評)記事をとおしてー」(『日本古代史論考』、一九八〇年)
426 秋山高志『茨城県史の研究』〈常総叢書〉1、一九八〇年
427 秋山高志「茨城県地方史研究の成果と課題」(『歴史手帖』八 ー 八、一九八〇年)
428 有馬 徳『万葉集常陸の歌 ー作品解釈と鑑賞へのしるべー」(上)・(下)〈ふるさと文庫〉、一九八〇年
429 近藤信義「伝承の行方 ー枕詞の場合」(『シリーズ 古代の文学』五 伝承と変容、一九八〇年)
430 井上辰男『古代王権と宗教的部民』(「大化前代の中臣氏」、一九八〇年)
431 岡田精司「風土記の神社二題」(『日本古代論集』、一九八〇年)
432 青木周平「古事記神話における『言向』の意義 ー葦原中国平定伝承を通してー」(『国学院雑誌』八一 ー 九、一九八〇年)
433 金子洋子「風土記における地名伝説について」(『茨城史林』九、一九八〇年)
434 豊崎 卓「常陸国風土記考証」(『茨城大学教養部紀要』一二、一九八〇年)
435 西郷信綱「市と歌垣」(『文学』四八 ー 四、一九八〇年)
436 白山俊介「風土記における社と神観念について」(『湘南史学』五、一九八〇年)
437 伊野部重一郎「評造私考」(『続日本紀研究』二〇九、一九八〇年)
438 秋本吉徳「風土記の文体」(『国文学』二五 ー 三、」九八〇年)
439 江戸 勲「新筑波歴史風土記 ー筑波の風土に潜む三十一の謎に遊ぶ』、一九八一年
440 荒川 紘『古代日本人の宇宙観』(「日高見」・「常世の国と[女比]の国」、一九八一年)
441 渡辺昭吾『歌垣の研究』(「古風士記の伝承と歌垣」、一九八一年)
442 白藤禮幸「風土記の用字について(覚え書)」(『島田勇雄先生古稀記念ことばの論文集』、一九八一年)
443 白藤禮幸「風土記漢字頻度調査」(『論集上代文学』一一、一九八一年)
444 曽倉岑・金井清一編『古事記・風土記・日本霊異記』〈鑑賞日本の古典1〉、一九八一年)
445 和歌森民男「地方史研究の再検討 ー『常陸国風土記』行方郡条の故地をたずねてー」(『地方史研究』三一 ー 一、一九八一年)
446 三谷邦明「古代地名起源伝説の方法」(『国文学』三〇 ー 一〇、一九八一)
447 山下欣一「南島歌謡からみたる風土記」(『日本文学』三〇 ー 一〇、一九八一年)
448 秋本吉徳「常陸国風土記」(『歴史公論』七 ー 七、一九八一年)
449 志田諄一「古典とヤマトタケル天皇」(『歴史公論』七 ー 一、一九八一年)
450 志田諄一「風土記と古代人の一生」(『歴史公論』七 ー 七、一九八一年)
451 井上辰雄「風土記からみた地方政治」(『歴史公論』七 ー 七、一九八一年)
452 足利健亮「風土記の時代の官の道」(『歴史公論』七 ー 七、一九八一年)
453 小島瓔禮「風土記と年中行事」(『歴史公論』七 ー 七、一九八一年)
454 松前健「風土記の神話」(『歴史公論』)七 ー 七、一九八一年)
455 加藤謙吉「特集関係文献解説」(『歴史公論』七 ー 七、古代の地方史・風土記の世界、一九八一年)
456 豊崎卓『歴史説苑』(「藻塩焼く煙」、「『きはつく』と『さなつら』、一九八一年)
457 川崎純徳『茨城の装飾古墳』、一九八二年
458 川崎純徳『鹿の子遺跡の語る古代史』〈うばら叢書〉I、一九八二年
459 志田延義『歌謡圏史』III〈志田延義著作集〉(「倭建の命の人間像と歌謡」、一九八二年)
460 白藤禮幸「上代散文の語彙 ー古事記・日本書紀・風土記の場合」(『講座日本の語彙』古代の語彙、一九八二年)
461 瀬谷義彦『いばらぎ』の名のおこり」(『茨城の歴史点描』、一九八二年)
462 川合千鶴子他「風土記の女歌(第一回)〜(第四回)」(『明日香』四七 ー 九・一〇・一一・一二、一九八二年)
463 神野志隆光「『常陸風土記』の「事向」をめぐってー「ことむけ」攷補説ー」(『学大国文』二五、一九八二年)
464 斎藤忠「『新編常陸国誌』と考古学 ー『新編常陸国誌』中の考古学関係記事抄録をかねてー」(『茨城県史研究』四九、一九八二年)
465 大窪範光「依上保からみた常陸国の国域について」(『茨城史林』一〇、一九八二年)
466 橋本雅之「『常陸国風土記』本文批判の一方法」(『神道史研究』三〇 ー 二、一九八二年)
467 志田諄一「常陸の貴種流寓伝説」(『北茨城史壇』二、一九八一一年)
468 志田諄一「常陸国久慈郡久米郷と大伴の村」(『常陸太田市史余録』八、一九八二年)
469 佐藤次男「縄文時代における蛇形装飾付土器について ーとくに茨城県内の出土資料を中心にしてー」(『茨城県立歴史館報』九、一九八二年)
470 渡辺育子「古代総領制についての一試論」(『国史談話会雑誌』二三、」九八二年)
471 長野一雄「地名説話の始源と詔るについて」(『上代文学』四九、一九八二年)
472 秋本吉徳「風土記の神話 ー梗概と問題点」(『日本神話必携』〈別冊国文学16〉、一九八二年)
473 財団法人常陽芸文センター編『茨城県郷土資料総合目録』、一九八三年
474 風間力三「風土記祝詞仮名書語分類語彙」(『甲南大学紀要(文学編)』四八、一九八三年)
475 神野志隆光『古事記の達成 ーその論理と方法』(「ことむけ」・「荒神」、一九八三年)
476 宮岡 薫『常陸国風土記』の倭武天皇伝承」(『日本の神話』五、一九八三年)
477 西宮秀紀「常陸国風土記』の神話伝説の解説」(『日本の神話』六、一九八三年)
478 須田徳平「常陸国 ー伊福部の神」(『日本の神話』六、一九八三年)
479 須知徳平「常陸国風土記」(『日本の神話』六、一九八三年)
480 井上辰男「『常陸国風土記』をめぐる二・三の問題 ー建群(評)と里制を中心として」(『日本古代史論苑』、一九八三年)
481 志田諄一「大奈母知・少比古奈神と常陸」(『北茨城史壇』三、一九八三年)
482 志田諄一「常陸国風土記の素材」(『日本古代史論苑』、一九八三年)
483 直木孝次郎「大宰と総領」(『大宰府古文化論叢』上、一九八三年)
484 飯田瑞穂「加賀本『常陸国風土記』のこと」(『日本歴史』四二〇、一九八三年)
485 橋本雅之「文字の比較からみた風土記の一性格(第一報)ー常陸・出雲・播磨三風土記を中心としてー」 (『鈴鹿工業高等専門学校紀要』一六 ー 二、一九八三年)
486 長瀬 治「『かがひ考』(『国学院雑誌』八四 ー 五、一九八三年)
487 吉田比呂子「風土記起源説話成立序論 ーノリ言説話の場合ー」(『武庫川国文』二二、一九八三年)
488 吉田比呂子「国見儀礼説話の成立と構造」(『武庫川国文』二三、一九八三年)
489 志田諄一「常陸国風土記と海の幸・山の幸説話」(『郷土ひたち』三四、一九八三年)
490 藤田 稔「常陸風土記における山の神と田の神の信仰」(『茨城の民俗』二二、一九八三年)
491 志田諄一『古代日本精神文化のルーツ」(「夜刀神」、一九八四年)
492 丸山二郎『日本古典籍と古代史』(「古代史上の蝦夷」、一九八四年)
493 関 和彦『風土記と古代社会』〈塙選書〉90、一九八四年
494 谷川健一『日本の神々 ー神社と聖地』11関東(「常陸」、一九八四年)
495 清野謙次『日本考古学人類学史』(下)(「色川三中と其著『黒坂命墳墓考』」、一九八四年)
496 瀧音能之「『風土記』のなかの仏教者」(『歴史公論』一〇 ー 七、一九八四年)
497 瀧音能之「白鳥説話」〈風土記をひらく○3〉(『歴史手帖』一二、一〇、一九八四年)571に収
498 村上弘子「古代人と色」〈風土記をひらく○4〉(『歴史手帖」一二 ー 一一、一九八四年)571に収録
499 荒井秀規「古代の農業」〈風土記をひらく○5〉(『歴史手帖』一二 ー 一二、一九八四年)571に収録
500 白藤禮幸「上代散文資料の字彙論的研究 ー古事記・日本書紀・風土記についてー」(『論集上代文学』一三、一九八四年)
501 山田直巳「規範としての『古老』 ー事物起源考(四)ー」(『国文学ノート」二一、一九八四年)
502 西郷信綱「アヅマとは何か ー走り書き的覚えがきー」(『社会史研究』五、一九八四年)『古代の声』、一九八五年に収録
503 木下良「常陸国古代駅路に関する一考察 ー直線的計画古道跡の検出を主としてー」(『国学院雑誌』八五 ー 一、一九八四年)
504 山崎ゼミナール「古代伝承の世界 ー常陸国風土記を契機としてー」(『国文学ノート』二一 ー 三、一九八四年)
505 国井丈士「常陸国風土記の注記形式」(『古代研究』一七、一九八四年)
506 池田久「白石と風土記」(『皇学館論叢』一七 ー 二、一九八四年)
507 水野祐「土蜘蛛とその実態」(『現代思想』一二 ー 八、一九八四年)
508 吉田比呂子「巡狩儀礼説話の構造 ー構造分析による解釈法・試論ー」(『上代文学』五三、一九八四年)
509 山田直巳「地名起源譚の行方 ー神話の終焉と歴史時間の成立ー」(『成城短期大学紀要』一五、一九八四年)
510 関 和彦「『風土記」世界の再構成のために」(『歴史評論』四〇九、一九八四年)
511 関 和彦「『常陸国風土記』夜刀神伝承考」(『共立女子中学高校研究論集』七、一九八四年)
512 国分直一他編『えとのす』28 常陸国風土記の世界、一九八五年
513 篠川 賢『国造制の成立と展開』、一九八五年
514 茨城県史編集委員会『茨城県史』原始古代編(「常陸国風土記」、一九八五年)
515 大森信英先生還暦記念論文集刊行会編『常陸国風土記と考古学』、一九八五年
516 園部公一監修『「常陸国風土記」を歩く』、一九八五年
517 柴田弘武『東国の古代 ー産鉄族オオ氏の軌跡ー』〈ふるさと文庫〉、一九八五年
518 日本文学研究資料刊行会「古代歌謡研究参考文献」(『古代歌謡』〈日本文学研究資料叢書〉、一九八五年)
519 中村宗彦『古代説話の解釈 ー風土記・霊異記を中心にー』(「風土記の文章」・「地名説話の解釈」、一九八五年)
520 中西正和「古代総領制の再検討」(『日本書紀研究』一三、一九八五年
521 竹居明男「日本上代の喪葬と歌舞再考 ー楽器の使用をめぐってー」(『日本書紀研究』一三、一九八五年)
522 長野一雄「地名説話表現の由来」(『徳島文理大学文学論叢』二 ー 三、一九八五年)
523 藤井茂利「風土記に見える文末の助辞『之』について ー日本漢文の表記法をめぐってー」(『国語国文薩摩路』二九 ー 一〇、一九八五年)
524 谷沢修「幾内国風土記の成立 ー逸文群の年代観を中心とした『諸国風土記成立に関する研究』の序章ー」(『駿台史学』六四、一九八五年)
525 川嶋秀之「風土記の地名起源説話にみる清濁」(『都大論究』二二、一九八五年)
526 斎藤安輝「国見の源流 ー風土記巡幸説話と宮廷儀礼ー」(『日本文芸研究』三七 ー 三、一九八五年)
527 吉田比呂子「風土記説話考 ー説話における鹿の意味ー」(『武庫川国文』二六 ー 一一、一九八五年)
528 吉田比呂子「風土記巡行説話成立考」(『美夫君志』三〇 ー 三、一九八五年)
529 松原弘宣『日本古代水上交通史の研究』(「常陸国高浜市と霞ケ浦水上交通」、一九八五年)
530 橋本雅之「『常陸国風土記』訓釈二題」(『風土記研究』、一九八五年)
531 橋本雅之「常陸国風土記『建借間命』説話の杵島唱曲をめぐって」(『万葉』一二一、一九八五年)
532 橋本雅之「文字の比較からみた風土記の一性格(第二報完結) ー常陸、出雲・播磨三風土記を中心としてー(『鈴鹿工業高等専門学校紀要』一八ー一、一九八五年)
533 森下松寿・本田勉・田中崇「常陸国鹿島郡衙推定地(神野向遺跡)の調査」(『茨城県史研究』五五、一九八五年)
534 久信田喜一「『和名抄』に見える古代の郷名と那珂町」(『那珂町史の研究』六、一九八五年)
535 林三郎「風土記・上代歌謡と中国文化(一) ー常陸国風土記の述作の中から考えるー」(『桜美林大学中国文学論叢』一〇、一九八五年)
536 益田勝美「筑波にて ー燿*歌(かがひ)再考」(『文学』五四 ー 一二、一九八五年)
537 山田直巳「中心と周縁の文学史 ー事物起源考(五)ー」(『国文学ノート』〈成城短大国文学研究室〉22、一九八五年)
538 上森鉄也「風土記地名説話の類音の基準について」(『美夫君志』三〇三、一九八五年)
539 三舟隆之「郡司と寺院」〈風土記をひらく○7〉(『歴史手帖』一三 ー 二、一九八五年)571に収録
540 木村繁子「土蜘蛛」〈風土記をひらく○12〉(『歴史手帖』一三 ー 七、一九八五年)571に収録
541 瀧音能之「神仙思想」〈風土記をひらく○15〉(『歴史手帖』一三ー一〇、一九八五年)571に収録
542 水谷類「神奈備山と二神山」〈風土記をひらく○17〉(『歴史手帖』一三 ー 一二、一九八五年)571に収録
543 吉村武彦「大化改新詔の第一詔について ー改新詔研究にかんする覚書ー」(『東国の社会と文化』、一九八五年)
544 古市 巧「続『鬼越考』 ー星神天香々背男命についてー」(『茨城の民俗』二三、一九八五年)
545 渡辺昭五編『日本伝説大系」四(「茨城の地名」・「日本武尊」・「童子女松原」、一九八六年)
546 平田耿二『日本古代籍帳制度論』(「郷里制と編戸」、一九八六年)
547 永岡 治『古代東国物語』〈角川選書〉(「常陸風土記」、一九八六年)
548 古事記学会編『古事記研究文献目録』雑誌論文編(「関連文献 ー 風土記」、一九八六年)
549 更科公護『茨城 蛇の民俗と民話』〈ふるさと文庫〉、一九八六年
550 茨城新聞社編『茨城の史跡と伝説』、一九八六年
551 井上辰男「『常陸国風土記」編纂と藤原氏』(『古代中世の政治と地域社会』、一九八六年)
552 塩見匡・松本ノリ子・村田洋子他『風土記採訪』(「常陸風土記」、一九八六年)
553 生田目靖志・川崎勝平・青木義夫『常陸太田市の歴史散歩』〈舞鶴叢書〉、一九八六年
554 前川明久『日本古代氏族と王権の研究』(「東国の国造」「中臣氏の歴史地理的考察」、一九八六年)
555 駒木敏「枕詞と地名の始源 ー主として『風土記』についてー」(『同志社国文学』二六、一九八六年)
556 近藤信義「『風土記』考ー地名命名の様式ー」(『立正大学文学部論叢』八三、一九八六年)
557 近藤信義「地名起源譚と〈音〉 ー『訛』『誤』『改』をめぐってー」(『古代文学』二六、一九八六年)
558 斉藤英喜「古老 ー語り手、伝承者論のためにー」(『古代文学』二六、一九八六年)
559 古橋信孝「風土記の『村』 ー村落と国家ー」(『古代文学』二六、一九八六年)
560 多田一臣「夜刀神説話を読む」(『古代文学』二六、一九八六年)
561 滝口泰行「夜刀神伝承とその性格 ー『古老曰』をめぐってー」(『常盤学園短期大学研究紀要』一五、一九八六年)
562 渡辺育子「古代総領関係史料の解釈についての二、三の疑問」(『古代史研究』五、一九八六年)
563 山田直巳「始原世界を形成する『目』と『耳』の象徴 ー事物起源考(六)ー」(『国文学ノート』二三〈成城短大国文学研究室〉、一九八六年)
564 橋本雅之「風土記研究文献目録(昭和四六〜五八年)」(『風土記研究』二、一九八六年)
565 久信田喜一「『常陸国風土記』『和名類聚抄』に見える常陸国那賀郡の地名について」(『風土記研究』二、一九八六年)
566 久信田喜一「『常陸国風土記』『和名類聚抄』に見える常陸国久慈郡の地名について」(『風土記研究』三、一九八六年)
567 久信田喜一「『和名抄』に見える常陸国那賀郡の郷について」(『地方史研究』二〇四、一九八六年)
568 瀧音能之「倭武天皇」〈風土記をひらく○18〉(『歴史手帖』一四 ー 二、一九八六年)571に収録
569 水谷類「天皇巡行」〈風土記をひらく○20〉(『歴史手帖』一四 ー 六、一九八六年)571に収録
570 榎本 実「黄色い土の謎」(『茨城の民俗』二五、一九八六年)
571 瀧音能之編『風土記をひらく』、一九八七年
572 毎日新聞社編『古代史を歩く』五、東国〈毎日グラフ別冊〉、一九八七年
573 茂木雅博『日本の古代遺跡』三六 茨城、一九八七年
574 水野 祐『入門古風土記』(上)、一九八七年
575 駒木 敏「風土記における伝承の位置」(『日本文学講座』三、一九八七年)
576 斎藤 忠『東アジア葬・墓制の研究』(「古代伝承から見た日本固有の葬制」、一九六七年)
577 増尾伸一郎「在地の固有信仰と律令国家 ー『風土記』の伝承を素材にしてー」(『古代史研究の最前線』三 文化編(上)、一九八七年)
578 大塚秀夫「風土記随想(其の二)」(『茨城の民俗」二六、一九八七年)
579 藤田 稔「筑波の燿*歌と苗族の対歌」(『茨城の民俗』二六、一九八七年)
580 久信田喜一「古代常陸国久慈郡の郷について ー久米・楊嶋、真野・世矢郷を中心にー」(『芸林』三六 ー 二、一九八七年)
581 久信田喜一「『常陸国風土記』『和名類聚抄」に見える常陸国那賀郡の地名について」(二)(『風土記研究』四、一九八七年)
582 久信田喜一「『常陸国風土記』『和名類聚抄』に見える常陸国久慈郡の地名について」(二)(『風土記研究』五、一九八七年)
583 久信田喜一「古代常陸国那賀郡の郷について」(『茨城史林』一一、一九八七年)
584 久信田喜一「古代常陸国久慈郡の郷について ー岡田・八部・美和・佐都・山田・余部郷を中心にー」(『茨城県立歴史館報』一四、一九八七年)
585 星野輝男「古風土記の成立と特色」(『人文論究』三六 ー 四〈関西学院大〉、一九八七年)
586 山田直巳「境界の文学史 ー事物起源考(七)」(『国文学ノート』二四〈成城短大国文学研究室〉、一九八七年)
587 志田諄一「風土記の世界」(『続・謎の歴史書「古事記」「日本書紀」』〈別冊歴史読本・53〉、一九八七年)
588 近藤信義「各国風土記の性格 ー地名起源譚と〈音〉追論ー」(『国学院雑誌』八八 ー 六、一九八七年)
589 谷田雅博「『常陸国風土記』記載『風俗諺』の成立」(『日本文学論究』四六、一九八七年)
590 阿部真司「夜刀神伝承への一考察」(『日本文学研究』二五、一九八七年)
591 阿部真司「哺*時臥山伝承考 ー 一夜モチーフと祭主誕生譚を中心に ー」(『高知医科大学一般教育紀要』三、一九八七年)

哺*時臥山の哺*は、口編の代わりに日。JIS第3水準、ユニコード6661

592 黛 弘道「筑波山と富士山」(エコール・ド・ロイヤル『古代日本を考える』一〇 古代日本の山と信仰、一九八七年)
593 三谷栄一「常陸と燿*歌」(『東アジアの古代文化』五〇、一九八七年)
594 森 公章「評の成立と評造 ーー評制下の地方支配に関する一考察」(『日本史研究』二九九、一九八七年)
595 宇野悦郎「万葉集に現われた常陸国の地名」(『常総の歴史』一、一九八七年)
596 関 幸彦「古代東国・『開墾説話』をめぐる諸問題 ー茨城県八千代町からの通信ー」(『地方史研究』三七 ー 三、一九八七年)
597 土橋 寛『古代歌謡の生態と構造』土橋寛論文集(中)(「歌垣と踏歌」「歌掛り文化圏のなかの日本」、一九八八年)
598 八木 毅『古風士記・上代説話の研究』、一九八八年
599 青木紀元「八木毅氏著『古風土記・上代説話の研究』(『風土記研究』六、一九八八年)
600 国井丈士「『常陸風土記』筆録の方法」(『古代研究』二〇、一九八八年)
601 久信田喜一「『常陸国風土記』の成立年代について」(『芸林』三七 ー 一、一九八八年)
602 久信田喜一「古代常陸国多珂郡の郷について ー多珂・藻嶋・伴部・道口郷を中心にー」(『茨城史林』一二、一九八八年)
603 宮井義雄『歴史の中の鹿島と香取』、一九八九年
604 井上辰雄『常陸国風土記にみる古代』、一九八九年
605 渡辺育子『郡司制の成立』一九八九年
606 松原弘宣「総領と評領」(『日本歴史』四九二、一九八九年)
607 中根誠「高橋虫麻呂・筑波嶺の燿*歌(かがひ)の歌」(『万葉集研究会会報』三、一九八九年)
608 河合隼雄・中西進・山田慶児「『風土記』を読む ー(6) 鏡の神通力ー 常陸風土記」(『潮』三六二、一九八九年)
609 工藤 隆「〈常陸〉命名伝承をめぐって ー地名起源神話はどこまで読めるかー」(『日本文学研究』二八〈大東文化大〉、一九八九年)
610 国分直一「豊国と常陸国」(『文学における風土』二四、一九八九年)
611 馬場和夫『土蜘蛛』の研究(上)(中)(『季刊邦楽』五九・六〇、一九八九年)
612 大塚秀夫「風土記随想(其の四)」(『茨城の民俗』二八、一九八九年)
613 嶋田 尚「蛇型綱の習俗に就いて(2) ー盆綱のルーツを尋ねてー」(『茨城の民俗』二八、一九八九年)
614 橋本雅之「『常陸国風土記』の割注と漢籍の注 ー「今」を含む説明形式を中心にー」(『万葉』一三二、一九八九年)
615 橋本雅之「『カキツニ』考」(『風土記研究』七、一九八九年)
616 志田諄一「常陸国風土記と黒坂命」(『風土記研究』七、一九八九年)
617 久信田喜一「古代常陸国多珂郡の郷について ー梁津・高野・新居・賀美郷を中心にー」(『北茨城史壇』八、一九八九年)
618 久信田喜一「『常陸国風土記』『和名類聚抄』に見える常陸国茨城郡の地名について」(『風土記研究』七、一九八九年)
619 久信田喜一「古代常陸国茨城郡の郷について ー夷針・山前・城上・佐賀・石間・安餝郷を中心にー」(『茨城県立歴史館報」一六、一九八九年)
620 高根信和「常陸における古墳群について ー特に久慈川流域における古墳を中心として」(『茨城県立歴史館報』一六、一九八九年)
621 永藤 靖「『常陸国風土記』のなかの辺境」(『文芸研究』六〇〈明治大学文学部紀要〉、一九八九年)
622 宇井 隆「天皇の言葉」(『歴史手帖』一七 ー 五、一九八九年)
623 荒井秀規「『風土記』に残された天皇たち」(『歴史手帖』一七 ー 五、一九八九年)
624 関 和彦「『風土記』の天皇像 ー道徳・正義ー」(『歴史手帖』一七 ー 五、一九八九年)
625 瀧音能之「風土記のなかの神仙思想」(『歴史手帖』一八 ー 一、一九八九年)
626 武廣亮平「常陸国風土記にみられる神仙思想」(『歴史手帖』一八 ー 一、一九八九年)


増田修氏からの連絡(一部 2008.5.28

・・・

 なお、「常陸国風土記研究文献目録」は、『常陸国風土記の探究 −紀行・論文・文献目録・写本−』(市民の古代研究会・関東、1995年12月、492頁)に再録しています。そこでは、誤植も訂正しています。
 この論集は、私と横山・柳川さん(そのほかに、笠原・松崎さん)が編集の中心となったもので、「はじめに」は、私が書いています。これには、私の「『常陸国風土記』にみえる律令用語 −「解」と「容止」−」と題する論文も掲載しています。

 更に、常陸国風土記の目録は、増田・横山共編『「常陸国風土記」研究・参考文献目録』(『常総の歴史』特別号・崙書房・2001年7月、本体1500円、156頁)に集大成し、専門家からは、これ以上のものは出ないであろうと云われています。発行元の崙書房出版(株)茨城営業所は、石岡市国府4−6−5、TEL&FAX0299−24−0595です。
 「常総の歴史」22・26・27・28号には、私の論考が掲載されています。興味があればのぞいてください。


『市民の古代』第12集』 へ

解説 常陸国風土記研究文献目録 増田修へ

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