報告 平成七年二月二一日 青森地方裁判所判決 付 別紙(九) (野村孝彦氏が主張する「邪馬台城」剽窃一覧)
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東日流外三郡誌(昭和五八年一二月二五日発行)北方新社版
4邪馬台城址之伝(寛政六年五月七日) 第一巻 古代編 一二八頁
東日流中山群峰の中に城跡あるは、古来、夢物語にて、たれとて信じるに足らぬとぞ一笑に伏されしに、今茲に吾等がその城跡に踏入りて、人力にも及ばざる巨石積なせる石垣を見究む事を得たるは、祖霊の導きとぞ想ふらん。
これなる城造りは、吾が東日流及び紀州のみに実在なして他類なき城址なり。
今茲に、吾ら去るる日、紀州にまかりて、山に分入り巡見したると瓜ふたつにも似て、驚くばかりなり。今茲に城址なる中央の芯地より掘出したる遺物を記写し置かむも、是今城址になし。
右の如く書取る事相違なし。
寛政六年五月七日 秋田孝季
和田長三郎
報告 平成七年二月二一日 青森地方裁判所判決 付 別紙(九) (野村孝彦氏が主張する「邪馬台城」剽窃一覧)
東北の真実ーー和田家文書概観(『新・古代学』第1集 特集1東日流外三郡誌の世界)