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季報　唯物論研究

第 １ ３ ８ 号　●　２ ０ １ ７ ／ ２

編集・発行◎
季報『唯物論研究』刊行会

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梟 VS 雄鶏
002 日山紀彦　真冬の夜の悪夢 -- この道はいつか来た道

特集▼

中　間　総　括

市民の日本古代史研究

007　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 リード（田畑）

第１部

010 古賀達也　「戦後型皇国史観」に抗する学問 -- 古田学派の運命と使命

018 久保下多美子　東大阪市民による古代史講座の変遷と今後について

024 原田実　「古田史学」の意義と継承 -- ドグマからロジックヘ

040 福永晋三　絶滅危惧種の九州王朝論

056 室伏志畔　列島王権論の戦後展開 -- 比較・諸史論

第２部

070 安本美典　唯物論と古代史研究

084 壱岐一郎　中国３大資料無視のアカデミー批判

第３部

094 高橋通　倭国と大和王権の架け橋　倭国内ニニギ系王族
　　　　　　　　　　-- 応神・継体・上宮王・天武の出自を解く

106 佃収　「貴国」が無い「日本史」
　　　　　　　　　　-- 「貴国」を知らずに「日本の歴史」は解明できない（上）

120 内倉武久　古代天皇は北部九州にいた

134 林順治　高松塚古墳の被葬者は誰か

論文など
144 永井務　資本主義の終焉とアメリカ大統領選挙
156 宮地達夫　相模原障害者殺傷事件と優生思想

yuiken交差点
162 鈴木正　丸山眞男との一期一会

書評
164 添田馨　伊藤晃『「国民の天皇」論の系譜 -- 象徴天皇制への道』
168 森田広造　綾目広治『教師像 -- 文学に見る』

173 大阪哲学学校のペーシ
174 新刊案内
175 季報『唯物論研究』案内
176 編集後記

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