2011年 4月 5日

古田史学会報

103号

1,新年賀詞交歓会
「古田武彦講演」(要約)
 文責 大下隆司

2,「筑紫なる飛鳥宮」を探る
 正木 裕

3,「逸周書」による
都市洛邑の規模
 古谷弘美

4,魏志倭人伝の読みに
関する「古賀反論」について

 内倉武久

5,入鹿殺しの乙巳の変
は動かせない

 斉藤里喜代

6,前期難波宮の考古学(2)
ここに九州王朝の副都ありき
 古賀達也

7,大震災のお見舞い
 水野孝夫

 編集後記

 

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大震災のお見舞い

代表 水野孝夫

 三月十一日発生の東北・関東沖を震源とする大地震・大津波でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。テレビなどを通じて知らされるこの災害の悲惨さに、語るべき言葉もありません。また、全国の古田史学の会会員の皆さま、友好団体の皆様の御無事をお祈りするばかりです。
 古田史学の会全国世話人で仙台市の佐々木広堂さん、同じく南相馬市の青田勝彦さんとはしばらく連絡がとれませんでしたが、家財はともかく、御無事が確認できました。
 古田史学の会役員会では、被災地域である岩手県・宮城県・福島県の三県在住会員の二〇一一年度会費を免除することを決定いたしました。既に御支払い済みの場合は二〇一二年度会費として取り扱うこととします。関西例会では亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、参加者全員で黙祷を捧げました。
復興を信じて、がんばりましょう。


事務局便り

 本号編集作業の十四頁と十五頁の間で大地震が発生しました。P波を全く感じなかったにも拘わらずかなり大きいS波の揺れに大きな地震を予感しましたが、最悪の結果となってしまいました。被災された方々へのお見舞いと亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
 本号には大下さんにより古田先生の講演要旨を掲載出来ました。又、初登場古谷さんは今後を乞うご期待です。(西)


 これは会報の公開です。史料批判は、『新・古代学』(新泉社)・『古代に真実を求めて』(明石書店)が適当です。

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