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目次
わたしの親鸞
1
タブーへの挑戦
3
精神的創造の終焉 3
不可解な "慣行" 6
基本テーマヘの姿勢 8
梅原真隆氏の指弾 11
「ニノ重用」 14
晩年の "自署" 16
"常識" を打破せよ19
難問の解明 22
夢告の原点 24
先師口伝の真信 27
「原歎異抄」の存在 30
主上臣下背法違義 32
磯長の「夢告」 35
「方便と真実」 38
自然の定着 40
生理と夢想 42
"王" の意味は 45
叡山脱出の契機 47
書状 "真作性" の謎 50
「大経」成立の背景 53
わたしの親鸞
56
第一章
はじめに 56
親鸞のことばとの出会い 57
戦争前後の体験 62
自分の目で確かめる65
第二章
『後序』の疑問をとぐ67
奏状の内容70
『教行信証』を書かしめたもの73
法然という人76
第三章
親鸞にとっての三願転人79
「二十四輩文書」について85
親鸞集団の原点91
第四章
念仏迫害文について97
法然への信頼99
親鸞の生涯を貰いたもの102
はじめに102
失われた魂の背骨102
敗戦と指導者の変身104
一つの言葉を語りつづける106
文献に対する方法論108
「主上」を削り取る110
直し抜かれた教行信証112
筋目を通した人間114
恵信尼文書117
法然の人間像119
犯すべからざる人間の背骨122
わたしの第二条126
現代の危機・混迷と親鸞130
親鸞思想の母国ー東国仏教をめぐって!137
わたしひとりの親鸞
169
わたしひとりの親鸞
171
I 人はいかに生きるか
171
根本の動機171
わたしの格率 180
II宗教の二面性 182
アヘンの問い 182
アヘンと反アヘン 188
最後の詰問 190
真実の釈迦 195
マルクスの時代 199
III死について 204
来世のウソ 204
わたしの実験 206
広島の教訓 211
わたしひとりの真実 213
IV 衰退と新生 215
人類と宗教 215
退廃と新生 218
わたしのイエス体験 219
文化的宗教の時代 224
ヨーロッパと日本 225
未明の闇 228
天に問う 231
未知の光景 232
わたしの「信仰告白」 236
親鸞思想の秘密をめぐって 238
I 親鸞探究者の群れー戦後の系譜 238
三木清の章 238
牢獄の中から 238
三木さんの三願転入論 241
アリストテレスの転覆 245
「 朝家の御ため」 248
三木さんの文体 253
隠された言葉256
三木さんの「主上・臣下」264
親鸞閲歴 268
服部之総の章 274
研究界を震憾させた『親鸞ノート』 274
三木と服部の間 275
めでたき人々 277
親鸞思想を見のがす 280
"本音を隠した" 親鸞 283
三願転入の欠如 287
服部さんの面目 289
わたしの理解 292
法然の遺志 296
家永三郎の章 299
家永さんを知る 299
村岡さんの思い出 302
超越的批判303
念仏排棄のすすめ 307
滝沢克己の章 309
親鸞一人がため 309
閑話休題ー芭蕉 313
親鸞思想の秘密 314
特(こと)にひとり318
古代末の思想者 321
野間宏の章 322
骨格の視点 322
野間さんからの問い325
数行信証の成立 329
信巻別撰論 332
研究史の先達 335
実名抜きの手法 337
「主上・臣下」論338
「寺と僧の否定」問題 340
如来堂の謎 346
「反神秘主義」論 348
「死後の浄土否定」論 351
「聞信(もんしん)」の迷い道 352
教行信証と歎異抄の間 355
むすびに 357
II 叡山脱出の共犯者 360
III 親鸞系図の史料批判 382
現代との接点を求めて 407
I 晩年の親鸞ー念仏迫害文と建長の事書(ことがき) 407
II 「親鷺の眼」422
III 真実の親鸞ー吉本降明『最後の親鸞』を読む 428
IV 親鸞論争のすすめ 435
はじめに 435
まぼろしの教行信証 438
親鸞集団の「国王不拝」 442
義絶状の謎 448
あとがき 459
初出一覧 465