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古田史学論集 第九集

古代に真実を求めて

古田史学の会 編

明石書店

2006.3.31発行

003 ◎巻頭言 会員論集・第九集発刊に当たって 水野孝夫
◎1特別掲載
009  [講演記録]「釈迦三尊」はなかった 古田武彦
一「釈迦三尊」はなかった(付◆調査成果の意義について 斑鳩町教育委員会 若草伽藍西方の調査)/二大八島国と出雲/三筑紫都督府と評督/四沈黙の論理ーー銅鐸王朝(拘奴国)

060 [講演及び対談記録]古今和歌集 古田武彦
主催・杉田誠三氏の挨拶/[第一部 対談]古田武彦が語る古代史/[第二部]君が代前(ぜん)/1歌のはじまり“あなにえや えおとこを”/2『古事記』の「淡路之穂之狭別」/3『古今和歌集』の「古(いにしえ)」の歌/4九州年号と神籠石山城/5枕詞について/6古代日本語の甲類・乙類について/7日本書紀の倭(夜摩台 ヤマト)は、筑紫である/8藤原京はなかった

◎2研究論文
 [ミレニアム記念特別寄稿]
123 「両京制」の成立ーー九州王朝の都域と年号論 古田武彦
140 高良山の「古系図」 ーー「九州王朝の天子」との関連をめぐって 古田武彦
153 東北(青森県を中心とした)弥生稲作は朝鮮半島東北部・ロシア沿海から伝わった
  ーー封印された早生品種と和田家文書の真実 佐々木広堂
一何を明らかにするのか/二青森県の弥生時代の稲は「早生品種」であった/三西日本弥生稲作に「早生品種」は存在しなかった ーー佐藤洋一郎氏の仮説への挑戦/東北弥生稲作は大陸東北部より渡来した/五 「早生品種」 のルート起点は中国遼東半島大嘴子遺跡である/六大嘴子遺跡から東北(青森県を中心とした)へのルート ーー沿海州南部・吉林東部・威鏡北道は、水田耕作が可能だった/七東日本弥生社会の三地域の特徴/沿日本海の人の移動について/山形県三崎山遺跡の青銅刀の所有者の子孫が、周に暢草を献じた倭人である/まとめ

187 「上・下」「前・後」の地名考——地名にみる多元的古代の証明 合田洋一
一 「上・下」の郡・郷地名/二「上・下」「前・後」の国名/三国名ではないが「前・後」の付いた地名/むすび

217 「継体紀」の秘密 ーー記紀を貫徹する一元史観成立の真因 飯田満麿
236 北部九州の弥生王墓 ーー「神武東征」の時期を探る 伊東義彰
    (「神武が来た道」に記載)
250 倭地および邪馬壹国の探求(6) ーー「更立男王」は直前男王であった 佐藤廣行
269 『古事記』序文の壬申大乱 古賀達也
参考 古田史学会報No.69 2005年 8月 8日

279 阿漕的仮説ーーさまよえる倭姫 水野孝夫

◎3付 録ーー会則/原稿募集要項/他
288 古田史学の会・会則
290 「古田史学の会」全国世話人・地域の会 名簿
294 第十集投稿募集要項/古田史学会 会員募集
295 編集後記