古田史学論集 第十四集
古代に真実を求めて
古田史学の会 編
明石書店
2011.3.31発行
頁
◎巻頭言
3 会員論集・第十四集発刊に当たって 古田史学の会・代表 水野孝夫
◎I 特別掲載
10 『古事記』と『魏志倭人伝』の史料批判 古田武彦講演録
一『古事記』の「天の沼矛」は「天の沼弟」である/二海彦と山彦(「被差別部落の本質」)/三『魏志倭人伝』の国名(固有名詞)/四(『魏志倭人伝』)三十国の使いと生口/五邪馬壹国とは何か/六崇神の命運/七人麻呂の命運/戦争責任は誰にあるか(質問に答えて)
57 神籠石の史料批判ーー古代山城論 古田武彦講演録
84 禅譲・放伐論争シンポジウム 司会 不二井伸平
パネリスト 西村秀己、正木 裕、水野孝夫、古賀達也
◎II 研究論文
136 北部九州地方の水稲稲作と遠賀川式土器 佐々木広堂
ーー水稲稲作はロシア沿岸州から伝わった
157 越智国に紫宸(震)殿が存在した 今井 久
163 越智国にあった「紫宸殿」地名の考察 合田洋一
173 橘諸兄考 ーー九州王朝臣下たちの行方 西村秀己
古田史学会報 96号(2010年2月10日)を転載
177 不破道を塞げ 四 -- 高良山神籠石の美濃師三千人、基肄城への不破道を塞ぐ 秀島哲雄
195 移された「大化の改新」 正木 裕
231 「笠沙」は志摩郡「今宿」である -- 天孫降臨説話の解明 野田利郎
◎III 付録
246 古田史学の会・会則
249 「古田史学の会」全国世話人・地域の会 名簿
254 第十五集投稿募集要項/古田史学の会 会員募集
255 編集後記
2011.4.25
『古代に真実を求めて』第十四集・正誤表
頁 行 誤 正
8 柿本人麻呂の生地は現・山口県 柿本人麻呂の生地は石見
23 -4 都市さんの一人 都市さんの一人(都市政文まさふみさん 54才)
23 -2 床屋さんの黒津(くろつ 姓) 松崎英雄(てるお)さん 72才
57 7 司会:大矢野教授 司会:福山裕夫准教授
137 6 (左向き矢印)二個 (左向き矢印)二個それぞれ7字分下げる
137 7 朝鮮半島西北部、朝鮮半島東北部
朝鮮半島西北部、朝鮮半島東北部それぞれ7字分下げる
(つまり、遼東半島→朝鮮半島西北部、ロシヤ沿海州→朝鮮半島東北部)
143 10 晩生品種より感光性品種に
↓ 正
晩生品種(感光性品種)より早生品種(感温性品種)に
変わらなければなりません
143 12 感光性品種 晩生品種(感光性品種)
249 9 西村氏の電話「携帯電話番号は誤表示ーーインターネット上は不記載」
注釈:柿本人麻呂の生地は石見(49ページの古田講演参照)。
古田説の紹介としてはこれが正しい。
23ページの関係者の氏名・年齢は以後の確認によるもので、年齢は本誌発行日現在。