古田史学論集 第二十三集
古代に真実を求めて
「古事記」「日本書紀」千三百年の孤独
消えた古代王朝
古田史学の会 編
明石書店
価格 2600円+税
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2020.03.30発行
目次
003 巻頭言 「日本書紀」に息づく九州王朝[古賀達也]
◆特集 「古事記」「日本書紀」千三百年の孤独 -- 消えた古代王朝
012 『日本書紀』をわれわれはどう読めばいいのか 茂山憲史
035 『記・紀』の「天」地名 新保高之
042 「海幸・山幸神話」と「隼人」の反乱 正木裕
062 神武東征譚に転用された天孫降臨神話 古賀達也
080 神功皇后・俾弥呼と四人の筑紫の女王 正木裕
091 継体と「磐井の乱」の真実 正木裕
115 聖徳太子は九州王朝に実在した -- 十七条憲法の分析より 服部静尚
121 天文記事から見える倭の天群の人々・地群の人々—七世紀の二つの権力— 谷川清隆
139 「大化」「白雉」「朱鳥」を改元した王朝 古賀達也
152 白村江を戦った倭人—『日本書紀』の天群・地群と新羅外交— 谷川清隆
179 『旧唐書』と『日本書紀』—封禅の儀に参列した「筑紫君薩野馬」— 正木裕
188 壬申の乱と倭京 服部静尚
031 コラム1『古事記』千三百年の孤独 古賀達也
040 コラム2『古事記』『日本書紀』の「倭国」と「日本国」 古賀達也
150 コラム3二つの漢風諡号「皇極」「斉明」 古賀達也
199 コラム4『日本書紀』は隠していない 岡下英男
一般論文
202 なぜ蛇は神なのか?どうしてヤマタノオロチは切られるのか?(会報155号分)大原重雄
210 伊都国の代々の王とは —「世有王」の新解釈— 野田利郎
215 対馬「天道法師」伝承の復元 —改変型九州年号の史料批判— 古賀達也
222 『日本書紀』十二年後差と大化の改新 日野智貴
243 コラム5 鬯(暢)草とは何か 高橋剛治
●付録
古田史学の会・会則
「古田史学の会」全国世話人・地域の会 名簿
編集後記